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8月はコンクールシーズン♪ [Clarinet]

今日の“N響アワー”の前半は吹奏楽が登場しましたね。 
Clarinet首席奏者の横川晴児さん、今夜も素敵な音色でした[るんるん]

さて、関西で吹奏楽をやっている人にとって、8月はコンクールの月。
中高生の地区大会は7月末から始まりますが、学生から社会人までこの
時期になると文字通りの“熱い夏”をヒシヒシと感じます[あせあせ(飛び散る汗)]

吹奏楽コンクールは課題曲と自由曲の“技術面”と“表現面”を5段階で
審査され、その得点の高い順番にで評価されます。
オリンピックなどとは違って、失格にならない限り全ての団体が何らかの
賞を頂けるハートフルな[いい気分(温泉)]大会です。
そのためとも受賞団体が複数あります。

都道府県によって多少の違いはありますが、全国大会へ進むまでには
地区大会都道府県大会地方大会と、予選を3つも勝ち抜けないと
いけません。
各予選で金賞を獲った団体のうち上位ひと握りの団体(数は予選ごとに
規定アリ)だけがその上の大会に駒を進めることができます。
つまり、金賞にはその先があるものと無いものの2種類あるわけです。

ちなみにルビィが高校生の頃、予選の結果発表の時に司会者の方が
“金賞”と“銀賞”をはっきり区別するために“金賞”をゴールド、“銀賞”を
ぎんしょうとおっしゃっていました。

吹奏楽コンクールは予選も本選も高校部門が1番盛り上がります。
結果発表の時の会場の興奮ぶりはアイドルのコンサートなんて比べ物に
ならないほどです。
司会者の方のテンションも高く「○○高等学校………ゴールドッ[exclamation×2]」と
大きな声で叫んで下さった時の、全身から湧き上がるような感動は今でも
覚えています。

話を元に戻しますが、怖いのが“失格”。

コンクールには“課題曲+自由曲の演奏時間は12分以内”という規定が
あります。
課題曲はどれも大体3~4分です。
自由曲は本来15分も20分もあるような曲をコンクールの規定時間内に
収まるように短くカットして演奏します。
どこをどうカットするかは各団体に任されているので、おいしいとこ取りを
しつつ、曲としておかしくないように繋ぎ合わせます。

しっかり時間を計って2曲で12分以内に収めたにも関わらず、本番での
演奏スピードが練習の時より少しだけ遅かったなど些細なことが原因で、
結果として12分を越えてしまう団体がたまにあります。
たった1秒オーバーしただけでもアウトです[ふらふら]
さっきも書きましたが、失格になるとその演奏がどんなに素晴らしくても
審査の対象から外されます。

幸いにもルビィはそういう悔しい経験をしたことはありませんが、間近で
遭遇したことはあります。
司会者の方から“失格”を告げられた団体が落胆している気の毒な姿は
同じ吹奏楽仲間として見ていられませんでした…[たらーっ(汗)]

高校野球と同じで、吹奏楽も地方大会や全国大会へ行ける団体は学生・
社会人ともほぼ常連さんばかりです。
地区大会では時に波乱が起きることはありますが、予選が進むに連れて
その波乱も減っていきます。

ルビィは学生時代も今も常連と言われる団体に所属したことは無いので、
8月が終われば今年のコンクールも終わります。

全国大会は10月下旬。
常連さんたちにとってはまだまだ“熱い季節”は続きます。
頑張って下さいね[手(グー)]


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コメント 2

hornet

なるほど。
この夏「熱い!」のは甲子園の中だけでは無かったのですね!
結果はどうあれ、真剣に何かに「打ち込める」ってすてきなことだと思います。
by hornet (2009-08-26 23:38) 

ルビィ

hornet様:
激遅のお返事ですみませんっ!
最近また中高生の間で吹奏楽の人気が上がっているそうで
少子化のわりに部員数も増えてきているそうです。
学生から大人まで、熱い夏を過ごしています♪
by ルビィ (2009-09-22 23:58) 

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