オトナなんだから… [よもやま話]
昨日の夜中、ある友達から『助けて!』というタイトルのメールが届きました。
その人は“超”が大量につくほど生真面目な人なので、そんな夜遅くにメールを
送ってくること自体が珍しいこと。
本気で何か困ったことが起きたと思われます。
そのメールを読んでみると。
『ケータイの“脳内メーカー”のサイトで遊んでいたら、いつの間にか出会い系
サイトにユーザー登録されてしまったみたい。
「退会手続きはこちら」というところに入ってすぐに退会したけど、その後にも
知らない男の人からメールが何通か来てる。どうしたらいい!?』
という趣旨の内容でした。
--今ごろ“脳内メーカー”って…
いえ、そんなことは今どうでもいいですね
この内容だけでは出会い系サイトにどの程度の個人情報を渡してしまったのか
わからないですが、実際にそういうメールが届くのは気持ち悪いですよね。
それにしても怪しいサイトに登録されて困っているのに、簡単に「退会手続きは
こちら」にアクセスしてしまう友達の無防備さにもびっくりしました。
アクセスすることによって足跡を残すことになるかもしれないのに。
すると友達から2回目のメールが。
『またメールが来た。
オレも○○市だからいつでも会える、とか書いてある。どうしよう!』
という内容。
--え、住所まで登録しちゃってるの?
できればこういう相談事はメールじゃなくてTELでしてほしいんですけどね。
断片的に聞かされても要領を得ないので。
でもこっちからTELするのはお金かかるし。(←ケチ)
すごく仲のいい友達だったらこっちからTELしてもいいけど。(←コラ)
というわけで、『メールではわからない部分が多いので良かったらTELして』と
返信しました。
すぐTELがかかってきました。(^^;)
友達の話によると、ある無料のゲームサイトに会員登録をして、そのサイト内の
“脳内メーカー”で遊んでいたんだそうです。
そしてそのゲームサイトの会員登録時に名前・性別・年齢・住所(○○市まで)・
メルアドを提供したそう。
ちなみに“超”が大量につくほど生真面目なこの友達は、すべて本物のデータを
登録したらしいです
で、そのゲームサイトを終了した直後に出会い系サイトから突然「会員登録が
完了しました」という通知メールが届いたそうです。
焦った友達はあろうことかその出会い系サイトに自らアクセスして退会手続きの
ページに入り、退会するためにまた個人情報を入力したそう。
友達いわく、「ゲームサイトの会員情報と照合するため必須入力」となって
いたから全部入力したんだそうです。
--おいおい…
あくまでこの友達は被害者なんですが、それでも落ち度があるのは否めません。
小中学生でもないのに世間知らずというかバカ正直というか。。
思わず無言になったルビィに不安を感じたのか、友達は「どうしたらいいっ」と
まくし立ててきました。
完全にパニック状態になっているようです。
とりあえずもう夜も遅いので、ケータイの電源を切って寝ることを勧めました。
友達は何もしないことに納得できていないようでしたが、夜を徹して何か対策を
とらないといけないというほどの一大事でもないとルビィは思ったので。
1~2日ほど様子を見て、あまりにもメールがガンガン来るようだったらメルアドを
変更してしまえば済むことです。
ということを友達に伝えると「今すぐ変更しなくていいの TEL番号は変えなくて
いいの」と矢継ぎ早に聞いてきました。
今すぐ変更したければしたらいいです。
でも友達の今のパニック状態と元々の超生真面目な性格的に、新しいメルアドを
考えているうちに間違いなく朝が来るでしょう。
TEL番号を変えたくてもケータイショップはこんな夜中には空いていないし、結局
今はしっかり眠って気持ちを落ち着けるのが1番だと思います。
ルビィのしつこい説明でなんとかわかってもらえたようで、TELは切れました。
友達にとっては人生始まって以来の大事件かもしれませんが、世間一般ではよく
あること。
今後は自分から安易に個人情報をバラまかないように気をつければいいんです。
ところでこの友達、その後ちゃんと眠れたのかなぁ?
そろそろ寝ようかな…と思っていた時からスタートした友達との+の長~い
やり取りのおかげで昨日はルビィの睡眠時間も大幅削減となりました。
でも、最初のメールが来たのが寝てしまった後じゃなくて良かったです。
今やケータイは手軽で身近なものですが、その小さな道具からつながっている
インターネットは世界中と通じてるってことを忘れないようにしないとね。
そんな基本的なことを今さらながらしみじみ思いました。
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